"適切な大きさの問題さえ生まれれば"糸井重里×梅田望夫×岩田聡

ほぼ日イトイ新聞より
http://www.1101.com/umeda_iwata/index.html


クロスワードがあれば、解く人が勝手にでてくる。
ボールがあって野球しようとなれば、バットの木の棒を探す人やベースを書く人が出てくる。ように。
企業でも問題がでてくれば解決する人が勝手にでてくる。
"適切な大きさの問題さえ生まれれば、問題は自然と解決する"というお話。


任天堂Wiiの開発やほぼ日でもその現象が起きていることが具体的に書かれているので、必読。


またコンフォートゾーン(ぬるま湯)に浸かるなということも書かれている。
コンフォートゾーンとはスモールビジネスのままグルグル仕事を何年も回し続けること。
ほとんどの企業はコンフォートゾーンで仕事をしているが、
Googleは常にお金を使いまくり、ぬるま湯から脱出している。
それは病気や狂気と言えるほどに。
糸井重里もそんなぬるま湯を飛び出す勇気を持った10年前の自分に感謝をして、
今また飛び出すことを決意した。


任天堂社長の岩田氏の「問題は、いつストレッチするかなんですよね。
天の時と噛み合ったら‥‥。勝負なんですけど、
天の時と噛み合わない時にストレッチすると、
たいてい、破滅が待っているので。」「そこが、だから、難しい。」


任天堂というユーモアかつビッグな企業の社長の言葉として、
凄い説得力がある。